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院長のあいさつ

 当院は、急性期整形外科専門病院として、頚椎や腰椎、四肢の関節そして手や足の障害など運動器疾患の診断から保存治療・手術治療、社会復帰のためのリハビリテーションまで一貫して担っています。長寿社会を迎え腰や四肢の関節の痛みで受診される患者さんが急増し、またスポーツによる障害で受診される中高年、若年者も増加しています。当院の基本方針は5S(安全、専門、情熱、迅速、笑顔)としており、運動器の障害で悩む患者さんの為に、私共は迅速で的確な診断を下し、患者さんの信頼が得られる十分な説明と、出来るだけ早期に有効な治療を行い、痛みや痺れ、運動障害などの苦しみから解放し、早期リハビリ、早期社会復帰を目指しております。
 現在、常勤整形外科医6名が整形外科専門医であり、うち3名は脊椎脊髄外科指導医、1名は人工関節学会認定医、1名は手外科専門医です。昨年の全身麻酔症例は1,390例で、脊椎・脊髄手術は1,096例(頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎黄色靭帯骨化症等の厚生労働省の難病指定の疾患も含まれる)でした。特に脊椎・脊髄疾患に対しては、最新の内視鏡下及び顕微鏡下による低侵襲手術により、早期離床、早期社会復帰を目指し、できるだけ患者さんの負担の軽減を図っております。
 病院開設以来、これまでの全身麻酔手術症例は32,500例に達しました。常勤麻酔科医4名により、麻酔管理はもちろん周術期の全身管理・疼痛管理を含めて治療が行われています。病棟看護は7対1基準を取得し、手厚い看護体制で安心かつ心のこもった看護を提供し、患者さんの立場に立った視点で知識・技術の向上に努めています。
 2019年9月に病院機能評価の更新で評価体系3rdG:Ver2.0の認定証の交付を受けることができました。特に「医療の安全と質の向上」をスローガンに「ひと、もの」に大きな投資を行い、職員全員参加で組織改革を図り、大きな成果を上げる事が出来ました。医療は誇り高いもの、そして魅力あるものとして使命感を持って日々研鑽することを誓っています。整形外科医療は日進月歩しています。最新、最良の医療の提供を目指し、今後も社会に貢献する所存です。

理事長・院長
川岸 利光